シンガポールでなくしたiPhoneが手元に戻った話

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12月、とりあえずどっか遠くに行きたかったから

2~3日で帰れる距離の国で空いている飛行機を探して、

特に興味もないのにシンガポールに行ってきた。

あったかい場所なら、まぁいっか。くらいのノリで。

 

水曜の夜便で出て木曜の朝に現地到着、

そこから一泊して、金曜の夜に帰国。

関空の駅で電車を待っているとき、

「そうだ、携帯の機内モード解除しよ~」

と思ってリュックを漁ってみて初めて

携帯、いつも入れてるポケットにないやん。

ということに気づいた。

①まずは冷静に記憶をたどってみる

裸人は物事には一切動じないほうであります。

冷静さにはちょっとばかし自信があります。

ということで、じっくり時間をかけて記憶をたどると、

確か最後に携帯を見たのは搭乗口で飛行機を待っているとき。

写真を整理した後で機内モードにしたはず。

そのあと、リュックの外ポケットに戻した。

といことは、ポケットに入れたつもりで落としていたか、

それから飛行機に乗るまでの間にスリにあったか。

 

なくしてから気づくまで、既に9時間以上がたっていた。

悪用されるなら既にされているだろう。スリなら尚更だ。

ましてや中華系が8割を占める国。

・・・中華系が8割!

はい、詰んだ。間違いなく詰んだね。

②帰宅後すぐにしたこと

まずは通話を止めること。

数年前、スペインでiPhoneを落とした人が

パスロックをかけていたにもかかわらず

通話を止めるまでのわずか十数時間の間に悪用されて

100万円以上の請求を受けるという事件があった。

こわっ!!!

そんなわけで、裸人の場合はキャリア携帯だったので、

そこのHPから手続きを済ませた。

 

次に、Apple IDのパスワードを変更。

いろいろ買い物されたら困るからね。

Amazonなど通販系のパスワードも全部変えた。

携帯から通販を使うことはなかったが、

フリーメールを通して購買記録とかバレると嫌だし。

ついでにフリーメールのパスワードも変えた。

思いつくパスワード全部変更したった。

 

あと、もう9割9分は諦めていたが、

家のPCからチャンギ国際空港のHPにアクセスしてみると

遺失物の届け出フォームがあったので、

そこに届けを出しておいた。

なくした時間、場所、具体的な特徴などを入力する。

見つかればメールが返ってくる、見つからなければ応答なし。

シンプルだねぇ。

 

ちなみに、ダメ元で「iPhoneを探す」をしてみたけど、

やっぱり機内モードでは検出できなかった。

そこで、次にネットワークにつないだときに

紛失モードが入るように設定。まぁ、気休めだけどね。

チャンギ国際空港の遺失物係からメールが来る

3日後、「特徴に一致するモン見つけたで」とメールが来た。

奇跡!

しかし小躍りして喜んだのもつかの間、メールには

「君のiPhoneかどうかはっきりさせるためにさぁ、

 パスコード教えてーや、メールでも電話でもええし」

といったことも書いてあった。

え?何それ?詐欺?

誰がそんな簡単にパスコード教えるかよ。

と思ったけど、よくよく考えれば

本人の携帯だと証明するためにはパスコードが一番確実なわけで。

実際に空港にメールで問い合わせたところ、

規定でそうなっているらしい。そりゃ仕方ない。

 

悩んだけど、パスコードを教えることに。

どうせもう通話は止めてあるし、パスワードも全部変えたし、

これで悪用されたとしても被害は最小で済むかなぁと思って。

本当は電話で教えたほうが良いのだろうが、

何せシンガポールの英語はクッソ汚くて聞き取りづらい。

シングリッシュと呼ばれているらしい。)

電話で意思疎通ができるとは思えなかったので、

メールでパスコードを教えることに。

実際、英語が苦手な人は断然メールがおすすめ。

冷静に時間をかけてやりとりができるからね。

④携帯発見、確定!

さらに3日後、「あんたの携帯と確定したで」とのメール。

しかし、やはり手放しで喜べない内容が。

「受け取りは、現地の知り合いに頼むか、

 宅配業者の集荷に空港まで来させてや。

 そのとき、あんたの自筆の委任状と、パスポートのコピーと、

 なくした当日の搭乗券の半券と、遺失物保管番号を

 受取人に持たせてや。60日以内ね。

 それ越えたら処分するし、嫌やったら急ぎや」

 

現地に知り合い、いません。

現地の宅配業者にパスポートのコピーを渡す、絶対嫌。

 

この時点でもう諦めようかなぁと思っていたが、

どうせなら最後にもう一足掻きするかと思い、

ダメ元でシンガポール航空の遺失物係にメールしてみた。

搭乗口付近の出来事だったし、

ギリギリ航空会社の管轄でもあるかなぁと思ったんだ。

シンガポール航空神対応

搭乗した日時と便名、名前に住所に電話番号を明記した上で

これまでの経緯を順を追って簡単に説明し、

「無理なお願いだとはわかってるんだけど、

 誰かクルーで受け取りに応じてくれる人いませんか?」と。

すると!!!

「規定上お受け取りは出来かねますが、

 こちらから空港に掛け合ってみます。

 ちょっとお時間いただくかもしれないけど、

 たぶん解決できると思います。

 よろしければ、これまでの空港とのやりとりのメールを

 転送していただけませんか?」だって。

あなたは神か?

もう、ソッコー転送しました。

 

そして2日後、返事が来た。

「お待たせして申し訳ありません、無事に解決しました。

 関空までこちらで運ぶので、そこから先、

 申し訳ありませんがご自分で取りにきていただくか

 着払いで送るかを選んでください」

神だった。

こっちの不注意でなくしたのに、

しかも飛行機に乗る前なのにここまでしてもらって、

たった2日で「待たせてごめんね」とか!

しかも関空までタダで運んでもらってさ、

こっちから取りに行くのも着払いも当然なのに

「その二択になっちゃってごめんね」とか!

 

着払いでお願いして、2日後、無事に到着。

お値段、690円。

はるばるシンガポールから京都まで帰ってきて、

たったの690円。

シンガポール航空、ありがとう。

まとめ

こんな経緯で、なくしてから約2週間、

無事にiPhoneが手元に戻ってきた。

 

たぶん、たくさんのラッキーが重なっていたのだろう。

出国後になくしたこと。

ちょうど日本人の団体旅行客がたくさんいたこと。

シンガポール航空を使ったこと。

特に、シンガポール航空には本当に感謝している。

今度からあっち側に行くときは絶対にシンガポール航空を使う!

 

たまたま今回は被害ゼロで済んだけど、

初めて携帯を失くしてみて、あれがいかに個人情報の宝箱かを

改めて思い知ることとなった。

住所、電話番号、メール、写真に始まり、

通話記録や通販の記録から漏れるものはもっと大きいし、

下手したら莫大な額の負債を抱えることになっていたかもしれない。

さらには職場の同僚や上司の連絡先も入っているから、

その人たちにも迷惑をかけることになる。

 

考えただけでぞっとするな。

だからこそ、冷静になって対処することは大事だ。

そもそも、落とすな失くすなって話なんだけど。

裸人は大事なものを落としたのは初めてだったが、

これに懲りて買っちゃいました、落とし物防止アラーム。

 

   

 今のところ落とし物はないので、

これが活躍したことはまだ一度もないけどね・・・

安心を買ったと思えば安いものかな、

と思うことにしている。